「おおきく振りかぶって」31巻レビュー

表紙は、キャッチャー防具を着たアベと田島。
中合わせだ(笑)
2人の体格差ってこんなに違うの?
アベくん、体格いいのね。

中合わせ、ホンマ意味深でねぇ。
31巻を読むと、ああ…なるほどと思いました。
ミハが自分から首振りを、2回も振ったのです。
タジミハバッテリーを思い出すなぁ。

俺も考える!とがんばったんだけど1点入っちゃったし、
2回目の首振りのときは、チームの連携で死守しました。

アベのリードが読めないのなんて、しょうがないと思うんですよね。
小学生の頃からキャッチャーやってるんだもの。
田島とバッテリーを組んだときの試合の経験が、
すごく自信になったからこそ、
「オレを頼ってくれ」ってアベに言えたのに。
アベの場合、試合の流れを読んでの戦術的リードなので、
ほぼ、アベにリードをまかせちゃってもいいのでは?

アベ「お前がなんか違うと思ったら首振るんだ」
ミハも首が振りやすいと思うのですが…。
首振りで1点入ったあとだから、自信を失うミハ。
田島なら、なんで首振ったのか、いま聞いてくれただろうな。
アベは明後日のミーティングで理由を聞くつもり。
おっそろしい表情で言うものだから、カキンと氷漬け状態のミハ。

 

アベ「田島には首振れて、オレには振れねーのはなんでだ?」
気になるよね…まあ、そうだよね。
田島とやって首振ってよかったって自信を持ったように、
アベだって、ミハに自信を持たせてやりたいと
ずっと考えてきたんだもんな。

ミハ「アベ君はスゴイ」
そう言われたアベはテレておりますが…
ほめ殺しって、もっと、こう、目をキラキラさせて、
尊敬!!!!!!って勢いで言われるものでは?
ミハが青ざめてるのが気になるな~。
「たじまくんもすごい」と言ってるミハの言葉は、
アベには聞こえていない感じ。
う~ん…。

 

しかし、首振ってよかったって投手が感じることはあるの?
他校の投手が首振りしたとき、
そのコースは嫌だっつうの!みたいな感じだったよ。

104ページでポロポロ涙をこぼすミハ…を見ている巣山と田島。
誰かが必ずバッテリー2人を見守ってる。
田島「どっ」

田島、駆けつけて「どうした!」って言いたかったのかな。
ここ、ミハの心の声がなくて、なにを思って泣いたのか、
分からないんですよね。先生…じらさないで~。
埼玉戦が終わったあと、たぶんミーティングで
明かされるんですよね?

阿部ママ「うちはレンになってるよ。
     遠慮しないでタカヤって呼んでね」
アベ家では家族もレン呼びってことなんですかね?
もう阿部くんで、いいんじゃないでしょうか。
ミハは人の名を呼ぶとき「くん」「ちゃん」付けだから。
タカヤくん、タカちゃんって柄じゃないよな。

埼玉戦、終わりませんでした。
知ってたけど、長いなぁ。
しかし、ミハの首振りの挑戦とアベの忍耐力が、
試合の中でうまく埋め込まれていて面白かった。

タジミハバッテリーをまた見たいな~。
田島家にへ遊びに行ったとき、
田島兄弟たちと野球やったりするのかな。
そのときは、やぱり田島がキャッチャーですよね?

休日、アベ家へ遊びにいくミハ…ってイメージ湧かない(笑)
こういうところで、アベは田島から一歩、出遅れてる。
学校生活の中で、アベとミハは近づいていくしかないかな。

あとは休日の田島家にアベが押しかけるとか、
2年のクラス替えで同じクラスになるミラクルが起きるしか、
思いつかないわ(笑)

クラス替え、気になりますね。
ミハには部活以外でも、楽しい学校生活を過ごしてほしいから。
浜ちゃん、田島とは別れてほしくないわ。
この2人がそばにいたら学校生活は、絶対楽しくなる。

 

 

【カバー下の話】
30巻が三星受験前のミハと叶でしたが、
今回は三星野球部の入部の時の話。
畠たちもいて初対面。ミハは叶のそばにいます。
これからミハが孤立していくのかと思うと緊張するわ。

三年1人、二年2人の先輩がた、こういっちゃあ失礼ですが、
すっごく地味です。優しそうな感じだけど。
三年の荒川 主将(ピッチャー)
二年の藤波 副主将(セカンド)
二年の田辺 副主将(センター)
頼りなさそうでガッカリよ。

ミハ「おっきいな…大人みたいだ」
先輩たちを見て、口をあけて呆けているミハ。
体の大きな人が苦手なのって、これが原因なのでは?
三星時代の話、この先を読むのが怖いな。